大腸の一部である、虫垂。
この部分が腫れて炎症をおこすことを、
虫垂炎と呼びますが。
今回はその虫垂炎について、
- 虫垂炎の手術時間は?
- 虫垂炎の手術後の入院期間はどの位?
- 虫垂炎の手術後の痛みがある場合は?
ということについて、書いていきます。
虫垂炎の手術時間は?
まずは
「もし虫垂炎になって手術が必要な場合、どのくらい手術に時間が掛かるのか?」
という点について、書いていきます。
手術するとなると、相当な時間が掛かりそうですが、
実際のところ、それほど時間が掛からないようです。
一般的な虫垂炎の手術時間は、
約30分~1時間程度。
その間に治療が済むことが多いです。
ただ、場合によっては脂肪が虫垂のところに伸びていたりすると、
それを剥がさなければなりません。
そのため、1時間弱長くなって2時間弱になる。
なんてケースも有ります。
とはいえ、基本的には2時間もしない手術とみて、
間違い無いでしょう。
よって、基本的に虫垂炎の治療時間は、
約1時間程度です。
虫垂炎の手術後の入院期間はどの位?
では、手術が終わった後の入院期間は、
どのくらい掛かるのでしょうか?
虫垂炎の程度にもよりますが、
これは手術の内容によって変わってきます。
まず、虫垂炎の手術で最も早く退院できるのは、
腹腔鏡手術です。
腹腔鏡手術はお腹を切る部分が小さくて済むため、
早く退院出来るのです。
腹腔鏡手術の場合は、5日程度の入院で済むので、
退院は約1週間後となります。
次に、開腹手術があります。
これは文字通り、
お腹を切って手術するやり方で、
この方法が最もメジャーでも有ります。
開腹手術で治療を行った場合は、
7日~10日ほどの入院となります。
これに加えて患部の重症度によっても、
入院期間は前後しますので、
一概には言えませんが、目安となれば幸いです。
(腹膜炎を起こしていたら1ヶ月以上の入院もあり得ますので、
早めに治療しましょう。)
虫垂炎の手術後の痛みがある場合は?
最後に、虫垂炎の手術後、
たまに「お腹が張るような痛み」がある場合があります。
この痛みは、基本的には手術後の癒着である可能性が高いです。
特に虫垂炎で膿が溜まっていた場合は、
起こしやすい症状の一つでも有ります。
・・・とは言え、
別の病気の可能性もあるので、痛みが出てきた場合は、
必ずお医者様に相談してください。
というわけで今回は、
虫垂炎の手術に関することについて、
色々と書いていきました。
あくまで一般的なことについて書いてあるので、
最終的には病院へ行って、
お医者様の話をしっかり聞いて、手術へと取り組んでください。
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