
見渡すと辺り一面の銀世界!
と言うと「雪が積もった景色」を思い浮かべますが、
そもそも銀世界って、どういう意味なんでしょうか?
また、銀世界は英語で、
なんて表現するのでしょうか?
今回は一面の銀世界について、
詳しく調べてみました!
一面の銀世界の意味は?
まず、辞書で一面の銀世界の意味を調べると、
以下の通りの表現が出てきます。
雪が一面に降り積もって白一色になっている景色。
・・・そりゃそうですよね(笑)
でも、恐らくこれを読んでいるあなたは、
こんなことを知りたくて、
このサイトを読んでいるわけではないはず!
なぜ日本人は、
「一面の銀世界!」なんて、
雪を銀色に表現したのでしょうか?
普通に考えたら、雪の色って“白”ですから、
一面の白世界と表現するのが、
普通ですよね・・・。
恐らくこれを読んでいるあなたも、
私と同じく、そこが一番気になる点だと思います。
というわけで、
その点について、更に詳しく調べてみることに。
すると、どうやら日本人は昔から、
「ある条件を満たしたの白」のことを、
“銀色”と呼ぶ事があるそうな。
その“ある条件”というのが、
光沢です。
というのも、元々銀色というのは、
白銀色と書いて、シロガネ色と読んでいました。
この白銀というのは、
江戸時代に銀を長円形にしたものを、
贈っていました。
この時の三分銀のことを、
白銀と読んでいました。
そこから派生して、光沢のある白のことを、
白銀色と呼ぶようになったのです。
例えば、お寿司のシャリのことを、
銀シャリと呼びますよね。
あれは、お寿司のご飯が光り輝いているから、
銀シャリと呼ぶわけです。
つまり、太陽の光が雪に当たり、
光り輝いて見えるために、
「一面の銀世界」というように、
表現しているのです。
なるほど、それを聞いた後に考えてみると、
確かにその通りです!
一面の銀世界って英語でなんて言うの?
さて、では一面の銀世界は、
英語圏ではなんて表現するのでしょうか?
調べてみると、
英語では「snowscape」
または「snow world」と、呼ぶようですね。
雪を銀色と表現するのは、
やはり日本独自のもののようです。
日本語って面白いですね(笑)