「寝ようと思っても、咳が止まらない…」
夜中に続く咳、寝付けず睡眠不足になるし、
ストレスも溜まってしんどいですよね^^;
今回はそんなつらい咳について
寝れない場合の対処法について、解説していきます!
咳が止まらない原因は?
その前にまず、咳が止まらない原因について、
考え行きましょう。
まず、咳が出る原因は、
ウイルスやほこりを体内に取り込まないように、
体の外に出すための防衛反応です。
そして夜中に続く咳は、
自律神経の副交感神経と、この咳の防衛反応が、
密接にに関係しています。
そもそも、自律神経とはなにか?
自律神経とは、
- 交感神経
- 副交感神経
この2種類の神経のことを自律神経と呼んでいます。
交感神経は、優位に働くと、
体が緊張している状態、張り詰めた状態が続きます。
反対に副交感神経とは、
リラックスしている状態に優位に働く神経です。
副交感神経が優位で咳が止まらない理由
では、副交感神経とと咳が止まらない原因は、
どういうものなのでしょうか?
まず、寝る前になると当然、
人間はリラックスしている状態に変化し、
副交感神経が優位になります。
副交感神経が優位に働くと、
実は気管や気道が狭くなります。
気管や気道が狭くなると、咳をホコリや菌に敏感になり、
咳が出やすくなるのです。
しかし、気管や気道が狭くなるということは、
同時に“菌やホコリも出づらい”ということになります。
なので、何度も何度も咳をして、
それでも菌やホコリがでないから、何度も何度も・・・。
と、咳が止まらないループが出来上がるわけなのです(汗)
咳が止まらない場合の対処法は?
寝付くためには咳を止めなければなりませんし、
どうやって咳を止めればいいのでしょうか?
- 喉が乾燥しないように心がける
- ツボを押して見る
- 横を向いて寝る or 体を起こして寝る
この3つですね。
咳が止まらなくてねれない場合は喉の乾燥を改善する
咳をすると喉が乾燥します。
その状態でどんどん咳をしていくと、喉が乾燥し、
更に咳が出て・・・と言ったループになります。
なので、喉を乾燥させないための対策が必要になります。
そのためには
- マスクをすること
- 部屋の加湿をすること
- 温かい飲み物を飲むこと
等々が、効果的なのです。
しかし、冷たい飲み物は喉の気管を刺激して、
さらに気管を細めてしまうため、逆効果です。
なので、温かい飲み物を飲んでください。
温かい飲み物は、蒸気によって加湿効果があります。
また、温かい紅茶等にはちみつを入れることで、
はちみつの抗酸化作用や抗菌作用の働きを発揮するため、
オススメですよ。
気管支を広げるツボを押す
咳を止めるツボを押すことで、
夜に咳が止まらなくて眠れない状況を、
改善できる可能性もあります。
それが、天突(てんとつ)と呼ばれるツボです。
天突は、ちょうどくぼみの部分にあります。
力入れすぎず、
- 3秒で少しずつ押す
- 3秒で少しずつ離す
これを2回程度で十分です。
気管が狭くならない方法で寝る
副交感神経が優位になった状態で気管が狭くなるのですが、
その状態で仰向けに寝ると、更に気管支が狭くなり、
咳が出やすくなります。
では、どうやって寝たらいいのかというと、
- 横向きに寝ること
- 軽く体を起こして寝ること
この2点が重要になってきます。
最初は横向きに寝てみて、それでもダメだった場合は、
体を起こして寝ます。
座椅子のようなもので、30°程度、
体を起こして寝ると、気管支に負担なく眠ることが出来ます。
まとめ
風邪を治すためには眠ることも大切、
なのに辛い咳に悩まされると、本当にイライラしますよね^^;
ですが、今回の改善方法を実際に試した所、
私自身も快適に睡眠につくことが出来ました。
ぜひ、お試しあれ。
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