夏風邪の一種であるヘルパンギーナ。
そのヘルパンギーナについて、
咳や発疹との関係はあるのでしょうか?
また、予防や治療法についても、調べてみました。
ヘルパンギーナって?
その前にまず、ヘルパンギーナについて、
詳しく説明していきます。
ヘルパンギーナとは、
夏風邪のウイルスのことです。
正確に言うと、コクサッキーウイルスや、
エコーウイルスと呼ばれる、エンテロウイルスです。
主な感染経路は、飛沫感染か接触感染。
潜伏期間は2日~4日ほどなのですが、
高熱が出ている時期も同程度続くため、
かなり辛いかと思います。
また、症状には熱や咽頭痛の他に、
嘔吐などがあります。
ヘルパンギーナと咳や発疹の関係は?
では、ヘルパンギーナと咳や発疹の関係について、
見ていきます。
まず、ヘルパンギーナと咳の関係ですが、
当然ながら風邪なので、あると思います。
ですが、インフルエンザと比べると、
ヘルパンギーナは、咳をあまり多く発生しないようです。
他のプール熱と呼ばれる夏風邪は、
激しい咳が特徴なので、
咳が多い場合は、もしかすると、
プール熱の夏風邪を引いているのかも。
もちろん、ヘルパンギーナは飛沫感染なので、
咳が全くでないということはありません。
ただ、他の風邪と比べると、少ないのが特徴のようです。
しかし、ヘルパンギーナなのに咳が多い場合は、
もしかすると咳を起こす病気を、
併発している恐れがあります。
例えば、のどが乾燥することによる、
咳喘息がその一種です。
では、ヘルパンギーナと夏風邪には、
関連性があるのでしょうか?
調べたところ、
夏風邪のウイルスである、エンテロウイルスは、
発疹を伴うこともあります。
そのため、ヘルパンギーナと夏風邪は、
関係があります。
ただ、突発性発疹症と症状が似ているため、
よく間違われることもあるそうです。
予防と治療について!
ヘルパンギーナの治療法は、
どのような方法があるのでしょうか?
まず、ヘルパンギーナは先程も書きましたが、
のどが痛い状態が続きます。
そのため、食事はのどごしがよく、
さらっと食べれるものが良いとされています。
具体的には、プリンやゼリー、
おじや、柔らかいうどん、豆腐などです。
さらに、水分補給では、麦茶やイオン飲料など、
あっさりして体内に吸収のいいものが、良いでしょう。
また、高熱時のお風呂は、当然NGです。
なぜなら、お風呂あがりの水滴で、
体温が下がってしまい、
病気が長引いてしまう傾向にあるからです。
これは、どの夏風邪でも注意が必要です。
最後に、予防法についても書いていきます。
ヘルパンギーナの予防法は、
普通の風邪と一緒で、
- 入念な手洗い、うがいをすること、
- 睡眠をしっかりと取ること、
- 栄養のバランスがとれた食事をすること
等が挙げられます。
夏限定の予防といえば、
クーラーで部屋を冷やし過ぎないということですね。
なぜなら、部屋が冷えすぎると、
どうしても体温調整が上手く出来なくなり、
自律神経のバランスが乱れて、
結果的に免疫力が低下するからです。
そのため、設定温度は高くすることはもちろんのこと、
どうしても寒い場所にいなければならない場合は、
薄手の長袖を羽織ることをオススメします。
もし、夏風邪が流行っているニュースが入ってきた場合は、
人混みを避けることや、
マスクをすることも、重要になってきます。
なので、風邪が流行っているかどうか、
チェックすることも予防となります。
以上の予防を注意しつつ、
夏風邪を引かずに健康な状態を、維持していきましょう。
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