蚊に刺された後って、滅茶苦茶かゆいですよね。。
それにしても、蚊に刺された時って、
何であんなにかゆいんでしょうかね?
今回は蚊に刺された時にかゆくなる原因と、
かゆみが一体どれだけ続くのか?期間について調べてみました。
蚊に刺された後のかゆみの原因
蚊は、皮膚に針を指してから、最初に唾液を注入します。
蚊の唾液には2種類の効果があって、
- 傷みを感じさせない麻酔のような成分
- 血液が固まらないようにして吸う時間を短縮する成分
この2つの効果があります。
かゆみの原因は、蚊の唾液です。
なぜなら、蚊の唾液成分には、
人間の体内に入るとアレルギー反応を起こすからです。
そのため、蚊に刺されたところは、かゆくなるのです。
ちなみに、唾液を注入するスピードは、
およそ15秒ほど。
つまり、唾液を注入されないためには、
15秒間で、蚊に気づいて
刺されないようにする必要がある、という訳です。
さらに言えば、蚊は血を吸い終わるまでは
2分30秒ほど掛かるのですが、
その間に1箇所だけを指すことをは稀です。
要するに、人間が動いた瞬間に蚊は吸うことを止めるのですが、
別の場所でまた、同じことをします。
そうすると、1匹でも蚊に刺された箇所が複数個に増える、
なんてこともあり得ます。
かゆみが続く期間はどのくらい?
では、仮に刺されてしまったとして、
かゆみが続く期間は、どのくらいなのでしょうか?
これは、一概には言えません。
- アレルギー体質
- 注入された唾液の量
などによっても、違うからです。
とはいえ「一般的にはどのくらい掛かるのか?」というと、
3日程度で治まる場合がほとんどです。
ですが、アレルギー体質の方であれば、
1~2週間経ってもかゆみが治まらない場合があります。
蚊に刺された後のかゆみには2種類ある
余談ですが、実は蚊に刺された後のかゆみは、2種類存在します。
- 数時間で治まるかゆみ
- 数時間後から翌日以降に出るかゆみ
この2つです。
まずは刺されてすぐに出るかゆみの原因について。
原因はヒスタミンが理由でかゆくなると言われています。
ヒスタミンは、
痛みや痒みを知覚する“知覚神経”というところに、直接作用します。
そのため、蚊に刺されたところは、
かゆいと知覚するのです。
2番目の理由は、今のところよく分かってないそうです。
が、何らかの影響で白血球から
炎症やかゆみを起こす物質が出るため、かゆくなるのだとか。
この2種類のかゆみがあることから、
すぐにかゆみが治まったと安心するのではなく、
翌日も酷いかゆみに悩まされないよう、先んじて対策を施すといいです。
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