毎年、ある日に行われる防災の日。
しかし、防災の日がいつ頃行われるのか?
おぼろげに覚えていても、いつなのか思い出せないですよね。
また、防災の日が行われるようになった由来については、
知らない人も多いはず。
そこで今回は
- 防災の日はいつなのか?
- 防災の日の由来
について、説明していきます。
防災の日はいつ頃なの?
防災の日は、いつ頃行われているのでしょうか?
防災の日は、1960年に政府が策定したため、
毎年9月1日と決まっています。
ちなみに、その20年後の1982年あたりからは、
9月1日を含めた8月30日~9月5日までを、
「防災週間」と定めています。
しかしなぜ、9月1日にきまっているのでしょうか?
それに関しては、
防災の日の由来に関係してくるところです。
防災の日になった由来とは?
さて、防災の日になった由来ですね。
なぜ、9月1日が防災の日になったのでしょうか?
防災の日の由来には、2つの理由があります。
- 1923年に起きた地震
- 1959年に起きた台風
この2つですね。
では、それぞれ説明していきます。
1923年に起きた地震が防災の日の由来に?
まず、大正12年(1923)年の9月1日に起こったことと、
関係しています。
かなり昔の話ですので、
分からないかも無理はありませんね^^;
9月11日の午前11時58分に、
震度7の大地震が、ある場所で起きました。
それが「関東大震災」です。
内閣府のデータによると、
9月1日に起きた地震のマグニチュードは7.9。
この地震により、
105,385名もの方が、お亡くなりになりました。
1959年に起きた台風が由来?
また、防災の日の由来は、
1959年に起きたある出来事にも、関係しています。
1959年には、伊勢湾台風が9月26~27日にかけて、
日本列島を襲いました。
この伊勢湾台風も、
4,697名もの人が命を落としてしまった、
甚大な被害があった台風として、知られているところです。
また、台風は8月から9月にかけて、
統計上多いことも、理由の一つになっています。
上のグラフをみて頂ければ、
9月に台風が多いことが分かりますね。
この2つの理由から、
多くの国民が地震はもとより多くの災害について、
「認識と備えを強化しよう!」ということで、
1960年に閣議決定されたのが、防災の日なのです。
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