
急に寒くなると、こたつなどの暖房器具を慌てて出すと言う人も多いのではないでしょうか。
中には、何年も昔のこたつを、ずっと大事に使っている家庭もあります。
やはり、長く使えるのならば、捨てるのは勿体ないですし、
出来るだけ物は大切にしたいもの。
ですが、ある日突然ヒーター部分だけ、効きが悪くなってしまったり、壊れたと言う場合。
このヒーターだけを取り替えるようなことは出来るのでしょうか?
こたつのヒーターの取り替えはどうするの?
ヒーター部分を取り換えると言っても、
「どのようにすれば良いのか?」はっきりと分かりにくいものです。
まず、ヒーターを取り替える方法としては、
こたつを裏返して、確認することが大事です。
ほとんどのこたつの場合には、ヒーター部分をネジで止めています。
ですので、事前にネジの大きさを測り、
「どのようなネジを使ってヒーターを止めているか?」
また「ヒーター部分の木枠の縦と横の長さ、ネジ穴の間隔など」を、しっかりと確認します。
念の為、どれぐらいの大きさか、メモ用紙などに記入しておくと良いでしょう。
取り替えるヒーターは、ホームセンターなどでも販売していますが、
インターネットでも手軽に購入することも出来ます。
ただ、ヒーターを購入した後に、返品や交換が出来ない場合もありますので、
サイズはしっかりと測り、間違わないようにしましょう。
こたつヒーターのサイズはどれぐらい?
昔のこたつの場合には、大きさが一定しないタイプのものもあったようです。
そのため、ヒーター部分を取り換えると言っても、サイズが現存していないこともあります。
現在のこたつのヒーターは、縦横とも29×29のサイズであるものがほとんどです。
そのため、販売しているヒーターもほとんどは、このサイズのようです。
このようなことから、ヒーター部分のサイズが合わない時には、
木枠を削って入れたり、逆に添え木を付け足さないといけない場合もあります。
しかし、無理やり合わないタイプのものを使い続けると、
火事などの原因になる恐れもありますので、注意が必要です。
こたつのヒーターにはどのような種類があるの?
ヒーターと言っても、特に種類などは無いと思う人も多いかも知れません。
そのため「どれを選んでもいいのではないか?」と思ってしまうことがほとんどのようです。
しかし、インターネットの通販サイトなどを見ると、
いくつかの種類にヒーターが分かれているのに、気がつく人もいるのではないでしょうか。
まず、ヒーターの種類としては、石英管、ハロゲン、コルチェの三種類のものが、
市場では多く販売されており、市販のこたつにも使われています。
これらを比較してみると、ヒーターの寿命や、すぐに暖まると言う点では、
コルチェヒーターが良いとされています。
その代わりに、コルチェヒーターは値段も他のものよりも、
やや高いと言う難点もあります。
ただ、電気代は三種類ともあまり変わらないようですので、
出来るだけ安いものを選びたいならば、
昔から使われている石英管ヒーターも良いかと思います。
それに、ヒーターを形成する
ヒーター管の形状にも気をつけないといけません。
ヒーターを選ぶ際には、ヒーター管の形がU字に曲がったものを選ぶほうが、
隅々まで熱が届きますので、こたつが全体的に暖かくなります。
こたつヒーターにはこんな機能まである!
現在のこたつヒーターには、多種多様な機能がついています。
例えば、手元のリモコンで温度が調節出来るこたつヒーターもあれば、
ヒーターを直接、つまみで調節するタイプのものもあります。
それに、省エネ家電が多く販売されている現在では、
こたつヒーターも、ECO機能がついているタイプのものが販売されています。
ECO機能があるならば、電気代も節約することが出来ますし、
電気代の負担も減るので、節約を考えている人にもおすすめです。
また、すぐに暖まる即暖機能がついているものや、
人がこたつに入っていない時には、
自動でオフになる機能がついているタイプのヒーターもあります。
そのため、昔のヒーターと比べると、
今のヒーターは、かなり機能面も充実しているようです。
消臭機能付きのこたつヒーターもある!?
その他にも、臭いを軽減する消臭機能がついているこたつヒーターもあります。
ヒーター部分を取り換えるならば、
この際にメリットが多いタイプのものと交換してしまうのも良いかと思います。
どうしてもヒーター部分の取り替えが怖くて出来ないと言う場合には、
思い切ってヒーター部分を取り外し、
その下に小さな電気カーペットを敷くのも良いかと思います。
電気が逃げずに暖まりますので、ヒーターが無くてもこたつを使うことも出来ます。
それに、小さいホットカーペットなら、電気代もそんなに掛らないと言うメリットもありますので、
ヒーターの取り替えが怖いと言う場合には、
このように電気カーペットを利用するのも良い方法かと思います。