
近頃では「お箸の持ち方が上手くない」と言う子供が多くなっています。
中には握り箸などになっている子供もいて、
親もあまり気にしないと言うケースも少なくありません。
箸がきちんと持てない理由には様々なものがありますが、
親世代がきちんとお箸を持てないため、
その子供が上手く箸を使えないと言うことも関係しているようです。
「お箸を上手く持てなくても、食事が出来れば良い」と考える人もいますが、
人前に出た時に、マナーが悪いと悪い意味で目立ってしまう可能性もあります。
そのため、これを読んでいるあなたが親の場合は、
子どものうちから矯正すると後々楽になります。
あるいは、これを読んでいるあなたが大人の場合でも、
これを機に一念発起して練習するのも良いかも知れません。
お箸の持ち方を直すには、こんな方法があります。
子供のお箸の矯正には矯正箸を利用するのもおすすめ!
小さい子供のうちからお箸の持ち方を矯正するには、
矯正箸などを使うのも良い方法です。
これはしつけ箸とも呼ばれており、
100均などでも販売しているところもあります。
矯正箸は、片方にリングがついているタイプのものや、
箸の先端が繋がっているものなど、いろんなバージョンのものがあります。
矯正箸の持ち方は、リングタイプのものだと、
中指が箸と箸の真ん中にくるように注意して、
薬指の第一関節がリングに入るようにします。
矯正箸のパッケージなどにも箸の持ち方が書いてありますので、
そちらを参考にしても良いかと思います。
矯正箸をきちんと持って食事をすることによって、
自然と箸の使い方をマスターすることが出来るようになります。
そのため、子供が小さいうちから矯正箸を使用するのも、
箸の持ち方を覚えるのには良い方法です。
あなたが大人の場合でも、箸の持ち方を直したい場合には、
矯正箸を使ってみるのも良いかと思います。
輪ゴムを使用してお箸の持ち方を憶える!
また、矯正箸を使わなくても、
身近にある輪ゴムを使用して、
箸の持ち方を矯正する方法もあります。
まず、輪ゴムを親指と人差し指に8の文字が出来るように引っかけて、
そのまま親指、人さし指、中指で箸を持ち、
親指の付け根から、輪ゴムをくぐって、もう一本の箸を持ちます。
こうすると、自然と綺麗な箸の持ち方になり、
矯正箸を使わなくても、家にある箸で持ち方を練習することが出来ます。
箸の持ち方を直したいと思ったら、すぐに始めることが出来ますので、
まずは輪ゴムでの矯正方法を試してみるのもいかがでしょうか?
箸の持ち方の練習法は色んな方法がある
輪ゴムや矯正箸などの道具を使用せずに、箸の持ち方を練習する方法もあります。
例えば、片方ずつの箸からちゃんとした持ち方を憶えるのも
分かりやすくて良いことです。
最初に上の箸だけ持ち方を憶えて、
箸の上下運動をさせてから、その後、下の箸を綺麗に持つ練習をします。
こうして毎日、少しずつ段階を踏んでいくと、自然に箸の持ち方が治ることもあります。
また、初めの一口目だけ、きちんとした箸の持ち方で食べさせ、
二口目から好きなように食べさせるようにすると、子供も次第に箸を持ちかえるのが邪魔になり、
気がつかないうちに、きちんとした箸の持ち方が出来るようにになると言う方法もあります。
いずれの場合にも、子供が嫌がって泣いているのに対し、
親が箸の持ち方を無理強いすることは、
子供にはトラウマになる可能性もあります。
このようなことから、子供が苦痛にならないように、
短い時間に箸の持ち方を練習させる方が良いでしょう。