最近、よくニュースになっている、
エボラ出血熱。
あなたも一度は、
聞いたことがあるのではないでしょうか?
今回は、エボラ出血熱について、
色々と調べてみました。
エボラ出血熱とは?
エボラ出血熱とは、
エボラウイルス属のウイルスを病原体とする、
急性熱疾患のことで、
ウイルス性出血熱の一つです。
ウイルス性出血熱には、
ラッサ熱、マールブルグ病などがあります。
エボラウイルスの主な症状として、
- 発熱
- 悪寒(おかん)
- 頭痛
- 咽頭痛
- 吐き気
- 下痢
- 腹痛
などが出ます。
この症状だけを見ても、
風邪と何ら変わりないように思いますが、
このエボラ出血熱の怖いところは、
更に進行したあとにあります。
このエボラ出血熱が更に進行すると、
- 全身からの出血
- 吐血
- 意識障害
などがあります。
これが、エボラ出血熱の怖いところです。
エボラ出血熱の感染経路は?
エボラ出血熱の大本である感染経路を調べてみると、
コウモリが持っていたのではないかと言われています。
また、エボラウイルスは、
鳥全般がこのウイルスを持っている可能性があると、
学者の人は言っています。
このエボラ出血熱の特徴は、
血液や体液の接触により、
人から人へ感染が拡大すること。
よって、エボラウイルスは血や唾液、
尿、汗、嘔吐物などに触れた場合です。
日本の場合、
通勤ラッシュ時にエボラウイルス感染者がいると、
大変なことになりそうですね(汗)
エボラ出血熱の治療方法は?
エボラ出血熱の治療方法ですが、
これは今のところ、劇的に良くなるといった、
治療方法は確立されていません。
よって、エボラ出血熱に掛かってしまった場合、
安静にしていること、ショックに対する治療、
輸液・循環の管理などの対処療法となります。
もし、日本でエボラ出血熱に感染した場合、
一類感染症に分類されるようで、
治療専用の病室に隔離されて、治療が行われます。
致死率は50~90%と、
かなり重い症状が出る病気ですからね。
ただし、エボラ出血熱の薬で、
ラットやサルへの投与実験では、成功しているようです。
人間への投薬実験も、
既に行われているところです。
よって、この実験結果次第では、
今後、エボラ出血熱の拡大を、
大幅に防ぐことが出来るでしょう。
エボラ出血熱と後遺症
さらに、エボラ出血熱の怖いところは、
後遺症にあります。
病状の進行が早く、
出血がひどいのですが、
この出血する際に組織を破壊するため、
後遺症が残る可能性が高いのです。
とはいえ、今回のエボラ出血熱の場合は、
後遺症もなく完治した人の事例もあるため、
必ずではありません。
エボラ出血熱はマスクで予防できる?
エボラ出血熱は、
マスクで予防できるのでしょうか?
先ほど感染経路の話をしましたが、
大事なのは粘膜接触を行わないことです。
例えば、エボラ出血熱のウイルスを持っている人が、
くしゃみをしたとします。
このくしゃみが、唾液として飛まつした場合、
それが目や鼻、口からウイルスが侵入し、
感染する可能性が、出てきます。
マスクを付けることは、
予防につながるかと思いますが、
必ず予防できるという訳ではありません。
私達にできることといえば、ニュースをこまめ見て、
日本で感染者が出ていないかチェックすることが、
一番の予防につながります。
もし、日本での感染者が現れた場合、
出歩かないことが一番の予防策でしょう。
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