
胡麻麦茶は、高血圧にいいとされていて、
特定保健用食品としても、認定されています。
今回はそんな胡麻麦茶について、
- 胡麻麦茶って本当に高血圧に効果あるの?
- 胡麻麦茶に副作用はないの?
- 胡麻麦茶にカフェインは含まれていないのか?
ということについて、調べてみました。
胡麻麦茶は高血圧に効果ある?
胡麻麦茶は、そもそも高血圧に効果があるのでしょうか?
サントリーによると、胡麻麦茶の中には
「胡麻ペプチド」という成分が含まれているそうです。
この「胡麻ペプチド」には、
簡単に言うと、血管を収縮する物質を生成する酵素の働きを阻害し、
血圧に効果があります。
ちなみに、その酵素の名前は
「アンジオテンシン変換酵素(ACE)」という、酵素です。
この酵素を抑制する働きがあるのが、
何を隠そう胡麻ペプチドなのです。
これは、本当に効果があるようですね。
でも、胡麻麦茶と言っても、
実際にはピンからキリまであります。
その中でもやはり、一番見ておいた方がいいポイントが、
「特定保健用食品であるかどうか?」です。
というのも、特定保健用食品になると、
科学的データに基づき、その効果が証明されたもので、
かつ、消費者庁が認めたものだけが名乗れる商品なのです。
そのため、特定保健用食品出ないものを買ってしまうと、
効果が保証されていませんので、
実感するのは難しいかと思います。
というわけで、購入する場合は、
特定保健用食品かどうか?を見て購入しましょう。
さて、話をもう少し、深堀りしていきますと、
血圧が高めの場合、
- 飲む量はどのくらい?
- どの程度の期間飲めばいいの?
ということについても、調べてみました。
胡麻麦茶を1日に飲む量はどのくらい?
特定保健用食品になっている胡麻麦茶は、
1日辺り1本程度(350ml)を目安に、
飲むと良いそう。
実験データによれば、
胡麻麦茶は多くても3本までにしておくと、
健康上の問題は無いそうです。
胡麻麦茶の継続期間はどのくらい?
サントリーの胡麻麦茶の実験データによると、
胡麻麦茶を飲み続ける期間は、
2週間でなんとなく効果が見えてきて、
およそ1ヶ月で、目に見えてくるそうです。

ただし、2ヶ月目はデータを見る限り、
あまり効果が実感できない時期が続きます。
その期間を超えると、次に効果が実感できるのは、
3ヶ月目から先になります。
なので、
出来れば3ヶ月以上、継続して飲むことをオススメします。
胡麻麦茶にカフェインは含まれていないのか?
サントリーの胡麻麦茶のサイトにある成分表を見てみると、
胡麻麦茶にカフェインは、含まれていませんでした。
これは、妊婦やお子さんにもオススメのドリンクですね。
胡麻麦茶に副作用はないのか?
これだけ万能な胡麻麦茶。
とはいえ、副作用も少しはあるようです。
まず、決められた量を超えて胡麻麦茶を飲んでしまうと、
「胡麻ペプチド」を取り過ぎてしまい、
低血圧症状や、空咳が出るといった思わぬ副作用が出てくるそう。
なので、多くても3杯を守って、飲み過ぎないようにしましょう。
また、長期摂取により、
体質により咳が出ることもあるようなので、
その場合は医師に相談してみてください。
そして、カリウムを多く含むサプリメントや、
カリウムを含んだ食品と一緒に摂ると、
相乗効果で血圧が下がりすぎてしまったり、
高カリウム血症になる可能性もあるそうです。
なので、サプリメントは飲まず、
食品にカリウムが含まれているかどうか、
気をつけたほうが良いかもしれません。
降圧薬を飲んでいる場合は、
「胡麻麦茶を飲んでも問題ないか?」
医師に相談してみてください。
とはいえ、以上の点に注意していれば、
基本的に問題ありません。
胡麻麦茶は血圧にも効果があり、
しかも、カフェインが含まれてない、
とても健康に良いお茶です。
この機会に是非、
飲み始めてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、胡麻麦茶について、
「試しに飲んでみたい!」って場合は、
手作りする方法についてもまとめてみました。
なので、こちらの記事を参考に、
胡麻麦茶を手作りしてみては、いかがでしょうか?