
7月、8月はどうしても、暑い夏が続きますね。
そんな暑い夏の間に、
聞きなれない「熱中症指数」という言葉を、
発見しました。
今回は、この熱中症指数について、
詳しく調べてみました。
熱中症指数とは?
まず、熱中症指数とは、
どういうものなのでしょうか?
熱中症指数とは、
「暑さ指数(WBGT(湿球黒球温度):Wet Bulb Globe Temperature)」
のことで、
これは、熱中症を予防するために作られた、
指標のことです。
この暑さ指数は、大まかに
- 湿度
- その地域の熱環境
- 気温
この3つを測定して、出されている指標です。
この熱中症指数は、大まかに段階分けされていて、
4段階で構成されています。
- 危険
- 厳重警戒
- 警戒
- 注意
これらの段階について、
もう少し詳しく調べてみました。
熱中症指数(危険)
熱中症指数が危険の段階では、
全ての生活活動で、
熱中症が起こる危険性を示しています。
特に、高齢者の場合は、安静状態でも、
熱中症を発症する危険性が高いことを指しています。
この段階では、なるべく外出自体を避けて、
涼しい室内にいることが重要です。
また、この段階での運動も、
特別な事情がない限りは、中止してください。
熱中症指数(厳重警戒)
これも全ての生活活動で、
熱中症が起こる危険性があることを示しています。
外出時は、なるべく直射日光などの炎天下を避け、
室内にいたとしても、温度を気にするようにしましょう。
また、運動の場合は、長時間の運動や、
激しい運動は、体温の上昇に繋がりますので、
避けるようにしましょう。
熱中症指数(警戒)
熱中症指数が警戒の段階から、
熱中症になる危険が一気に増します。
警戒の段階では、水分補給だけでなく、
定期的に休憩を挟む必要があります。
特に、激しい運動や作業をする場合、
こまめに休むことをオススメします。
熱中症指数(注意)
熱中症指数が注意の段階では、
一般的な生活活動で熱中症になる危険性は少ないです。
しかし、激しい運動や作業の場合、
熱中症になり得るため、
やはり、熱中症対策を取る必要が出てきます。
熱中症指数が分かる「熱中症指数表」
熱中症指数の意味が大体分かったところで、
「じゃあ具体的に、どうやって指数を測っているの?」と、
疑問に思ったのではないでしょうか?
実は、熱中症指数には、ひと目で分かる
「熱中症指数表」というものがあります。
それがこちら

これを見れば、今現在熱中症指数が、
どの程度になっているか、ひと目で分かりますよね。
熱中症指数を計るアプリ!?
しかし、わざわざ熱中症指数表を見て、
温度や湿度を割り出して・・・といったことをやるのは、
一手間かかります。
そこで、今回は熱中症指数を計るアプリを探したところ、
発見しましたので、それを紹介します。
まず、アンドロイドの場合は、
Google Playでこちらのアプリが、
使用できるようです。
また、iTunesにも、熱中症指数を計るアプリが、
存在しました。
これをこまめにチェックすることで、
今いる地域の大まかなの指数を、
ある程度、計ることが出来ます。
しかし、アプリだけでは、
大まかな地域の指数しか、チェックできません。
そこで、現在は熱中症指数計という、
計測機器があります。
これを使えば、今いる場所の熱中症指数を、
計ることができるので、オススメです。
それでは、今年も頑張って、暑い夏を乗り切りましょう!