
自衛隊には、転勤がありますが、
意外と詳しく知らない人も多いようです。
そこで、今回は自衛隊の転勤で、
- 内示の時期はいつ?
- 頻度はどの位?
ということについて、書いていきます。
自衛隊の転勤で内示の時期はいつ?
自衛隊の転勤で、内示がでる時期は、
何時ごろなのでしょうか?
調べてみると、自衛隊には、
大まかに2種類のタイプに分かれます。
ひとつは制服を着ている自衛官と呼ばれる人たち、
もう一つは、スーツを着ている事務官と呼ばれる人たちです。
まず、自衛官の転勤の時期は、
基本的に2回あります。
1回は、3月下旬~4月1日にかけて転勤する場合、
もう1回は、8月1日に転勤する場合です。
自衛官はこの2回が、転勤時期のようです。
次に、事務官の場合。
事務官は基本的に4月1日の1回のみです。
あくまでこれは一般的な場合に限った話です。
実際に元自衛隊の人の話を聞いてみると、
若手の場合や、曹士などの下位の階級の場合は、
特定の転勤時期が無いのだとか。
転勤の目的には、若手の知見を広げるためとか、
そういった意味合いも込められていますから、
ある種必然と言えるでしょう。
そのため、1年中転勤があるものだと、
考えたほうが良いようです。
ちなみに、転勤する1ヶ月前には、
必ず内示を出さなければなりません。
なので、4月1日に転勤をする場合は、
2月下旬頃に内示があるようです。
8月1日の場合も同様に、
6月下旬~7月上旬に、内示があります。
自衛隊の転勤の頻度はどのくらい?
予期せぬ転勤がそう何度も起こっては困りますし、
具体的な頻度を知りたいところですよね。
自衛隊の転勤の頻度は、一体どのくらいなのでしょうか?
調べてみると、場合によって変わるそうですが、
幹部自衛官だと、大体2~3年ごとに転勤となります。
また、曹は部隊に配属されてから、
2年~10年程度で転勤になります。
もともと曹は、部隊を整える役割もあるため、
長めに設定されているようですね。
士は、配属になった部隊で勤務を続けるため、
基本的に転勤はありません。
ただし、若手の場合は、経験を積ませる目的もあるため、
転勤しても仕方ないことなのかもしれませんけどね。
このように、階級によって結構、
転勤の頻度が変わるので、注意したいところです。
他にも、幹部は全国規模で転勤があるのに比べ、
准尉から2士までは、部署異動の転勤になることが、
多いようです。
このことから、
意外と幹部になると大変だということが、分かりますね。
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