夏の季節を代表とする、百日紅。
日本でも盆栽などで育てたりしますが、
今回は百日紅の名前や漢字の由来、
また、百日紅の読み方について、書いていきます。
百日紅の読み方は?
まずは、百日紅の読み方ですね。
これは百日紅と書いて(さるすべり)と読みます。
しかし、場合によっては(ひゃくじっこう)とも、
呼びます。
百日紅の名前や漢字の由来は?
百日紅は、樹皮がとても滑らかでツルツルとしています。
そのため、「猿も滑って落ちる」ということから、
「さるすべり」と名付けられました。
なので、漢字で「猿滑り」と書いても、
間違いではないです。
ちなみに、その木が滑らかで、
木の肌を掻くとくすぐったそうな印象から、
「くすぐりの木」や「こちょこちょの木」とも、
呼ばれているそうな。
木に対して「くすぐったそう」と思うのは、
なんとも面白い発想ですね(笑)
それはさておき、
では何故、猿滑りが百日紅になったのでしょうか?
その前にまず、さるすべりが「百日紅」と呼ばれるようになった、
由来についてです。
百日紅は、開花の期間が長く、
その字から連想できるように「100日間咲く」という意味があります。
また、百日紅は紅い花を咲かせるため
(といいつつ、白い花もありますが 笑)、
“百日紅”と書きます。
その他にも、中国出身の百日紅は、
百日紅の花木にちなんだ中国の物語もあります。
中国の物語では、
女性が恋人と100日後に合うことを約束したのですが、
100日目を目前にして、その女性は他界し、
その日の後に咲いた花とされています。
現在では猿滑りと百日紅がくっついて、
百日紅と書いて「さるすべり」と、
現在では読んでいるのです。
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