秋の味覚といえば、やっぱり栗ですよね!
そこで今回は、
栗ご飯の炊き方について、鍋で炊く場合や、
炊飯器の場合について、書いていきます。
栗ご飯の栗の皮むき
まずは栗の準備ですね。
栗の皮むきは難しいのですが、
前準備をしっかりしておくことで、
栗の皮むきが格段に楽に出来る方法があります。
栗の皮むきの手順については、
- 栗を水、もしくはぬるま湯につける
- 栗の皮をむく
この2つのポイントが重要です。
では、それぞれ細かく見て行きましょう。
1.栗を水、もしくはぬるま湯につける
まずは栗をむく前に、水やぬるま湯に漬けることです。
水やぬるま湯に漬けることで、
皮が少し柔らかくなり、むきやすくなるからです。
栗を水やぬるま湯に漬けておく時間は、
最低でも1時間以上前から行って下さい。
3~4時間かけて漬けておけば、十分です。
栗の皮をむく
次に、栗の皮むきです。
栗の皮むきには、優先順位があります。
まず、栗の白い部分の皮を、包丁で切ります。
なぜなら、この白い部分は、外側の鬼皮と、
内側の渋皮がくっついているため、
非常にむきづらいからです。
白い部分を切り落としたら、
切り落とした部分から、包丁か手で、
外側の硬い皮を剥いでいきます。
水やぬるま湯に漬けているので、
手でも簡単にむけると思います。
その後、内側の少し茶色い渋皮が出てくるので、
今度は渋皮も剥いでいきます。
この渋皮は、包丁を使ってむいていきます。
この時もおしりの部分から開始して、
左手、もしくは右手でしっかりと包丁を持ち、
むいていきます。
栗ご飯に使う栗のアク取り
皮を向いたら、すぐに水をつけてアクを抑えます。
栗を水にさらしてアクをとる時間は、
大体3~4時間程度です。
鍋の場合の栗ご飯の炊き方!!
まずは、鍋で炊く場合の栗ご飯の炊き方です。
2合分、もしくは3合分のお米を研いで水気を切ります。
大体炊く前の1時間前くらいに、お米を研いで下さい。
その後、お米の水気を切り、
水気を切った米と、
同程度の量になる水を用意します。
その水に、30分程度、お米を水に漬けておきます。
先回りして、その水に入れる分の塩を、
用意しておきます。
- 2合分であれば、小さじ1杯と3分の1。
- 3合分であれば、小さじ2杯分です。
このお塩は、30分程度たったら、
水に漬けてある米と混ぜて下さい。
時間を置いて分ける理由は、
最初から塩水にした場合だと、
お米が水分を吸いづらくなり、
お米が固くなってしまうからです。
その後、具材を入れ、一緒に炊いて完成です。
炊き方については、お米を炊く要領と一緒ですが、
説明していきますね。
まず、鍋の中に水を入れ、
米が平らになるように、軽く混ぜます。
その状態で鍋を火にかけて
鍋の水が沸騰するのを待ちます。
火の強さは中火程度です。
沸騰し始めたら、2分間、火加減をそのままに、
炊き続けます。
時間は、時計やタイマーなどで計って下さい。
沸騰し始める合図は、
泡が立つ音が聞こえたり、
泡が出てきたりしたら、沸騰した合図です。
沸騰してから2分後、火加減を若干弱めて、
更に3分間炊きます。
最後に、弱火にして5分~7分程度、
炊いたら完成です。
もし、5分程度たった後に、まだ水が残っている場合は、
更に1分から2分程度、火にかけて様子を見ます。
この時、10秒程度強火にして、
蒸らしてから弱火に戻して下さい。
以上が、鍋での栗ご飯の炊き方です。
まとめると
- 鍋の中に水を入れ、米が平らになるように、軽く混ぜる
- 鍋を火にかけて鍋の水が沸騰するのを待つ。(中火)
- 沸騰し始めたら、2分間、そのまま炊き続ける。(中火)
- 火加減を少し弱め、更に3分間炊く。(中弱火)
- 弱火にして5分~7分程度炊く
- 水が残っていたら1分毎に確認する(10秒強火で蒸らして弱火に)
これで、お鍋で美味しい栗ご飯が炊けます。
栗ご飯を鍋で蒸らす
炊きあがったら、蒸らす必要があります。
蒸らすことで、
芯までふっくらと美味しく炊き上がるからです。
蒸らす時間は、およそ10分程度。
蓋をしたまま待つだけなので、
タイマーを掛けて待つと良いかもしれませんね。
蒸らし終え、しゃもじでお米全体をまぜたら完成です。
鍋の場合の栗ご飯の炊き方については、終了です。
炊飯器の場合の栗ご飯の炊き方!!
炊飯器で炊く場合は、
いつも通りのごはんを炊く要領で大丈夫です。
3合の場合、30分以上浸水させた後、
塩を小さじ2杯を加え、具材を入れて炊き始めます。
2合の場合は塩の量が小さじ1杯と3分の1です。
こちらの方が鍋より手間が少ないので、
初めて炊く場合にはオススメですね。
以上で、栗ご飯の炊き方については終了です。
ぜひ、秋の味覚を堪能してみてくださいね。
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読んで頂けると幸いです。
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