最近、空を眺めるとうろこ雲が見えますね。
しかし、うろこ雲って一体どのようなものなのでしょうか?
今回は、うろこ雲について
- うろこ雲の季節はいつ?
- うろこ雲を英語でいうと?
- うろこ雲とひつじ雲の違いは?
以上のことについて、説明していきます。
うろこ雲とは?
うろこ雲とは、巻積雲という雲のことを言います。
この巻積雲(けんせきうん)は、
見た目がうろこのように、デコボコとした雲です。
なので、巻積雲には、さば雲やいわし雲といった、
魚の鱗に例えた雲の名前が、ついています。
うろこ雲、さば雲、いわし雲は、
すべてこの巻積雲のことを指しています。
が、人によっては見た目が違うため、
分けて使っている人も居るそうな。
ただし、それを見分ける明確な定義は、
設けられていません。
うろこ雲の季節はいつ?
うろこ雲の季節は、秋ごろです。
理由として、うろこ雲は空気が澄んでいて、
かつ、気温がある程度あるときにしか出来ません。
夏は気温はありますが、空気が澄んでいないため、
夏にはうろこ雲が出来ません。
ただ、冬や春にもうろこ雲は出来る模様。
よって、秋だけに出来るというものではありません。
おそらくですが。
夏が終わり、秋になって現れるうろこ雲は、
秋の訪れを感じさせる雲なのかもしれません。
そのため「うろこ雲=秋の訪れ」と、
なったのではないでしょうか?
実際、うろこ雲は秋の季語としても、使われています。
うろこ雲とひつじ雲の違いは?

こちらはひつじ雲。
うろこ雲の話で、さば雲、いわし雲の話をしました。
しかし、もしかしたらあなたはその時
「ひつじ雲も仲間なの?」と思ったかもしれません。
たしかに、ひつじ雲も同じような形をしていますが、
ひつじ雲は高積雲。
よって、うろこ雲の巻積雲とは、
違うものと定義されています。
では、うろこ雲とひつじ雲の違いは、何なのでしょうか?
うろこ雲は、高度5キロ~13キロのあたりに出来る、
氷の結晶で出来た雲です。
また、うろこ雲は小さい塊が連なっているため、
太陽の光が通過すると言った特徴があります。
それに対しひつじ雲は、
高度2キロ~7キロあたりに出来る雲のこと。
また、一つ一つの塊が大きく、
雲の下側が灰色になる場合もあります。
そして、高積雲は雲の塊が大きいため、
太陽光があまり通過しません。
以上の3つの違いから、うろこ雲とひつじ雲は、
見分けることが出来るのです。
うろこ雲を英語でいうと?
うろこ雲で調べてみると、
英語で「cirrocumulus(sìroʊkjúːmjʊləs)」と
言うそうです。
○○ cloudというものを予想したんですが、
1単語で存在するんですね。
ただ、いわし雲で調べたら「mackerel sky」という言葉が、
出てきました。
どう考えてもこっちのほうが覚えやすいような・・・(笑)
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