あなたは、日本一広い砂丘といえば、
どこだと答えますか?
このように聞かれたら、
おそらく「鳥取砂丘」と答えるでしょう。
現に、この記事を書いている私も、
同じように思っていました^^;
しかし、実は日本一広い砂丘は、
鳥取砂丘ではないのです。
そこで今回は、日本一広い砂丘について、
詳しく書いていきます。
そもそも、砂丘って?
砂丘とは、風によって運ばれた砂が蓄積して出来た、
丘状の地形のことを指します。
砂丘ができやすい条件として、
- 風が強いこと
- 空気が乾燥していること
この2点が、砂丘の出来やすい条件となります。
砂丘にはいくつか種類があるのですが、
日本にあるほとんどの砂丘が「海岸砂丘」と呼ばれるものです。
日本一広い砂丘は青森県の猿ヶ森砂丘!?
日本一広い砂丘は、
青森にある猿ヶ森砂丘(下北砂丘)というところです。
その猿ヶ森砂丘の画像が、以下のとおりです。
ちなみに、鳥取砂丘が、以下の画像です。
見た目はそれほど変わらないような感じですね。
映像も発見したので、こちらをご覧ください。
ご覧のとおり、とても広いのがわかります。
鳥取砂丘と青森の猿ヶ森砂丘を比較してみた
では、青森県の猿ヶ森砂丘は、
一体どのくらい広いのでしょうか?
まずは鳥取県の砂丘の広さから。
鳥取県の砂丘は、南北2.4km
東西16kmに広がる、日本最大の観光砂丘として知られています。
では、猿ヶ森砂丘はどうでしょうか?
青森の猿ヶ森砂丘の幅は1~2km、
総延長は約17kmとされています。
これだけだと青森の方が狭いように思いますが、
ヘクタールで既に測っている情報を見つけました。
その情報によると、
鳥取砂丘の面積は、約545ヘクタール。
それに対し、
猿ヶ森砂丘の面積は、なんと約15000ヘクタール!
猿ヶ森砂丘は、
鳥取砂丘のおよそ28個分の大きさです。
なぜ、猿ヶ森砂丘はあまり知られてないの?
これほどの大きな猿ヶ森砂丘ですから、
もしかすると、これを読んでいるあなたは、
「行ってみたい!」と、思ったのではないでしょうか?
しかし、実は青森にある猿ヶ森砂丘は、
立入禁止で入ることが出来ません。
実は、この猿ヶ森砂丘の近くには、
防衛省の試験場があるそうです。
正確には、防衛省技術研究部下北試験場というそうで、
ここでは色々な軍事演習を行っています。
当然、弾道試験場の敷地にもなっているため、
そんな中に一般人が立ち入ったら危ないわけですね。
なので、防衛省の管理下にあり、
一般人の立ち入りが禁止されているそう。
これが、猿ヶ森砂丘の知名度が、
極端に低い理由というわけです。
ちなみに、鳥取砂丘についての記事もあるので、
参考までにどうでしょうか?
→鳥取砂丘のラクダの料金は?予約は必要?営業時間と体重制限はある?
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