今日、たまたま調べものをしていると、
セイタカアワダチソウに、
アレルギーとの話題を発見しました。
この話は本当なのか?
今回は、セイタカアワダチソウについて、
詳しく調べてまとめてみました。
セイタカアワダチソウとは?
セイタカアワダチソウとは、キク科の多年草。
アメリカではかなり人気の草?で、
州花としても指定されているほど。
日本に導入された理由は諸説あり、もともと観賞用に導入された説。
また、蜜源植物として優秀だったため、
養蜂業者が種子を散布したことにより、増えたという説もあります。
セイタカアワダチソウとアレルギーの関係は?
まず、セイタカアワダチソウのアレルギーについて、
調べてみたところ・・・。
セイタカアワダチソウに、
アレルギーといった類は、発見されませんでした。
むしろ、セイタカアワダチソウには、
アトピーや喘息、胃腸病などに対し、『良い作用』があるようです。
しかしなぜ、そんな良い作用を持ったセイタカアワダチソウが、
アレルギーの話題に上がったのでしょうか?
実は、このセイタカアワダチソウには、
ある「濡れ衣」を着せられたようなのです。
それが「ブタクサ」です。
セイタカアワダチソウはブタクサとソックリ!?
ブタクサについては、
知っている人も多いのではないでしょうか?
花粉の時期、猛威をふるう、
あのブタクサです。
ブタクサの場合は、セイタカアワダチソウとは違い、
アレルギーが併発する恐れがあります。
具体的には、スイカやきゅうりなどの『ウリ科』に属する食べ物や、
その他果物を摂取すると、
唇や口の中、喉などが痒くなったり、腫れたりするそうです。
また、極稀に、一度に大量の花粉を取り込むと、
アナフィラキシーショックを起こすことも。
おそらく
「セイタカアワダチソウのせいでアレルギーになる。」
という噂は、このブタクサと混合してしまっているのでしょうね。
セイタカアワダチソウとブタクサの見分け方!!
ではここで、セイタカアワダチソウとブタクサの画像について、
お見せします。
↓それがこちら↓
さて、どちらがセイタカアワダチソウで、
どちらがブタクサでしょうか?
おそらくですが、多くの人が一番目の画像を、
「ブタクサ」だと思っているのではないでしょうか?
実は、1番目の画像がセイタカアワダチソウで、
2番目の画像がブタクサだったりします。
セイタカアワダチソウとブタクサの見分け方は、
意外と簡単ですよね。
そもそも“色”が違います。
しかし、これだけ違うものなのに、
なぜ間違えられたのでしょうね?
一説によると、セイタカアワダチソウも花ですから、
当然ながら花粉を飛ばします。
(といっても、害はないのですが。)
その花粉を飛ばす光景を見て、
「ブタクサと勘違いしたのではないか?」
というのが、今のところ有力ですね。
まあ、色も黄色くて、
こんな色の花が、花粉ドバドバ撒き散らしてたら、
害があるように見えますからね^^;
とはいえ、実際は害がないものなので、
これを機に、誤解が解ければ幸いです!
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コメント
なるほど セイタカアワダチソウは ここ埼玉でもよく見かけます。
でも、私自身 ブタクサは知らない。日本蜜蜂の保護活動をやっていて
セイタカアワダチソウは、10月ごろ花が咲き、蜜蜂を飼育している
人達の間では、その蜜は臭いし美味しくないともっぱらの悪評です。
最近ネットで、実はブタクサがその犯人だと聞かされました。
となると、セイタカアワダチソウはどうなのだ?蜂飼いさん達の間では
極めて不評ですが。どちらも似た花だけに、どちらも蜂飼いさんには
不評なような気がします。これらの花が咲く前に採蜜した方がいいと
言われています。やはりどちらの草もダメな気がしていますが。