
錦秋の秋ですね。
・・・とは書いてみたものの、
錦秋の秋の意味とか、
時期はいつからいつまでなのでしょうか?
今回は、
- 錦秋の秋の意味は?
- 錦秋の秋の読み方は?
- 錦秋の候の時期はいつ?
について、私自身、今まで知りませんでしたので、
調べてまとめてみました。
錦秋の秋の意味は?
錦秋の秋とは、どういう意味なのでしょうか?
大辞林の意味によると、
紅葉が錦のように色鮮やかな秋のこと。
を意味するようです。
なるほど、この意味から連想すると、
言葉の情景が浮かんできますね。
ちなみに「錦秋」という言葉は季語ですので、
手紙などで「錦秋の候」と使われます。
錦秋の秋の読み方は?
錦秋の秋の読み方は「きんしゅう」です。
ちなみに、錦秋の候は、
「きんしゅうのこう」と読みます。
候は、気候という意味ですので、
それさえ覚えておけば、
「これは気候のことを言ってるんだなー。」
と、意味で覚えることが出来ます。
錦秋の候の時期はいつ?
錦秋の秋は、主に10月~11月頃に使用します。
一般的に紅葉といえば、
その時期ですからね。
ただし、厳密に言えば、
錦秋の意味は
「紅葉が錦のように色鮮やかな秋のこと。」
ですから、
葉が色づく頃に使用するのが、適切です。
逆に「紅葉の時期はいつなのか?」
を想像すれば、忘れることはないでしょう。
手紙に使用する際は、
「錦秋の候、皆様、いかがお過ごしでしょうか?」
という風に、使用します。
その他錦秋にまつわる雑学
「きんしゅう」と打っても、
錦秋が出てこない。
お陰で毎度コピー&ペーストを強いられました^^;
その代わり、錦繍が先に出てきます。
大辞泉によると、錦繍とは、
1 錦(にしき)と、刺繍(ししゅう)を施した織物。
2 美しい織物・衣服。「―を身にまとう」
3 美しい紅葉や花のたとえ。「―の山々」
4 美しい字句や文章のたとえ。「―を重ねた文章」
という意味だそうです。
意味は近いのですが、
季節の単語としては「錦秋」が正しいようです。
また、似た言葉で「金秋」という言葉があります。
この「金秋」は、
一般的に秋を表現する言葉なのだとか。
金秋の金は、五行の金が、
季節において秋に当たることから、
「金秋」となったようです。
ただし、
一般的に使用するのは「錦秋」です。
どちらかというと、金秋は、俳句の季語として、
よく使用されます。